5月12日は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、「看護の日」として、各地の保険医療福祉施設が一般市民を対象に、施設内見学や簡単な看護体験を行う、「ふれあい看護体験」を実施しています。
当院でも毎年実施しており、小学生、中学生、高校生を対象に簡単な看護を体験していただこうと、毎年担当者がプログラムを考え、当施設内で様々な看護に関することを体験していただいています。
➤ ふれあい看護体験の様子
毎年近隣の高等学校3校から看護体験をするために、白衣を着た生徒たちが参加されます。
普段は入ることができない場所の見学や、患者さんとのふれあいなど、様々な体験をしていただきました。
・検査科、放射線科、リハビリテーション室、透析室 見学
・高齢者疑似体験
・AED体験
・車椅子とストレッチャーでの移送・移動
・病院食の試食
・足浴
●ストレッチャー移送・移動
●「看護師になるには」
●AED体験
●高齢者疑似体験
●足浴
●若山病院長と懇談
参加された生徒たちからは、
「車椅子やストレッチャーで搬送されることで患者さんの気持ちになれました」
「患者さんの足を洗う足浴を体験して、患者さんとのコミュニケーションが図れました」
「患者さんから「ありがとう」とお礼の言葉が聞かれ、少しのふれあいでもやりがいを感じました」
と、感想が聞かれました。
今回参加された生徒さんのほとんどが看護師を志したいと言われていて、この「ふれあい看護体験」を通して更に看護師に対する興味が強くなったと感じ、将来の職業として「看護師」が選択肢に入っていることがとても嬉しいです。
私達も未来の看護師たちに恥ずかしくないよう日々研鑽し、よりよい看護を提供できるように努力していきたいと思います。